いつも空を眺めては 迫り来る雲に怯える 独りよがりだった僕を 「許さない」と雲が云う いつも海を眺めては 離れ行く波に笑われる 独りになってしまった僕に 「受け止めろ」と海が云う いつも山を眺めては 歩めぬ木々たちが噂する 小鳥は風の中を泳ぎ 「忘れよう」と僕に云う いつも君を眺めては 歩まぬ時に縛られる 心は今、在りはしない 在るのは空っぽの僕 いつも過去を見つめては 暖かい何かを流す いつも今を見つめては 震えるように何かを流す いつも未来を見つめては 溢れるような何かを流す 枯れるまで 流し続ける きっと…