トップ手引き私紹介日記帳作品集リンク連絡箱

ライン (4.75KB)

差し伸べられた手 (1.2KB)

ライン (4.75KB)
男は今まさにそれが
思いついたことのように
ポケットから林檎を取り出して
着ていた服で擦り始めた

林檎は大きくはなれなかったものの
身体の汚れが少しずつ
取り除かれていくのを目にして
無性に嬉しくなった


そこで男はガブリと
豪快にかじり付いた

その幼いままの林檎は
売り物にこそならなかったが
甘味は凝縮されていて
酸味がほんのりと香り
口の中で広がり
とても美味かったのだろう


男の幸せそうな笑顔が
林檎をさらに嬉しくさせた

拍手する - 管理人が嬉しく飛び跳ねます (288B) 感想を伝える - 管理人が喜び走り回ります (166B)

ライン (4.75KB)

作品集選択へ戻る

□ 最近の作品集 − 瑞々しく愛は

□ 全作品集 − それでも足跡は残るから

◆ 詩集 − 魅了された流れ星

◆ 2008年 − 海底のラブソファ

◆ 紗 − 囁くことさえ知らずに

◆ 竹 − 腕の中で咲かせて

□ オリジナル詩集 − 林檎の風味

ライン (4.75KB)

あたまてびきわたしにっきさくひんつながりてがみ

inserted by FC2 system