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朝の訪れる公園 (1.36KB)

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人気のない夜の公園には
透明人間の暮らす砂場がある

人懐こい滑り台は
声を押し殺してすすり泣く 透明人間の
まあるい背中を
ぽん
と押す役割を担っている

ジャングルジムは
夜に一度折り畳まれる
そうして明日の朝
再び組み立てられる

24時間を
働き続ける人はいない
それでもブランコだけは
ぎいぎい
休むことなく
会話を楽しみ続ける

夜の淵に落ちれば
いつしか昇るのは朝の光

触れ合う袖の数を数えるだけでは
深い夜の眠りの中には
とても落ち込めないけれど

手を引いてくれる人が
傍にいるのなら

透明人間にとって
朝のやすらかなる訪れは
自らを失うことよりも
はるかに尊くなる

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あたまてびきわたしにっきさくひんつながりてがみ

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