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ねえ

私がミだとすると
あなたは隣のファなの

そう言えば分かるかしら
私にとってのあなたが
どういう存在なのか



何の隔たりもなく
誰よりも近いんだよ

その距離でさえ
果てしなく感じてしまうのは
胸に秘めた宝物のせい
いっぱい詰め込んでいるんだ
きらきら輝く想い
木漏れ日にも似た
程よい暖かさの太陽

だからいつだってくっついる
仲睦まじくありたいから
それが私の願い
あなたへの想いだよ



いつもあなたに会うと
私はまずドで様子を伺う
何か面白いことあった
みたいな風にして
それでいて
あなたが答えようとすると
ドのシャープ
次々と質問を投げかける

沢山知りたいんだ
両手の指の数なんかじゃ
全然数え足んないくらい



それでようやっと
あなたの返答
そのとき私はソで相槌を打つ
たまにソのシャープ
相槌にも緩急をつけたりしながら
いつもこの繰り返し

そうやって
会話を十分に楽しんだなら
シで息を潜めて
とろん ビー玉のような目
見つめ合って
互いに蜜のような愛を
遠慮なく注ぎ合う



恋しさを肌で感じたいとき
私たちはラで裸になる
思う存分に触れ合って
日頃の独占欲を
少しでも発散させようとする

それでも本当は知っている
発散し尽くせないから
私は何年もこの先も
あなたを好きで居るんだと

そんな風にして頭の片隅
どうでもいいことを考えたりして
胸の部屋を狭くしていると
あなたはそれに気付いて
私を優しく包み込んでくれる

そのときの二人のど真ん中
シのフラットには
今日の幸せが置いてある
それを二人で分け与え合う



そんな日々も含めた日常
ファのシャープには
あなたの今までの声が録音されていて
私は毎日のように
それに繰り返し聴き入っては
心から癒されてゆく

おかげでふんわりと
力なく自然に笑えているの



微笑みに灯を燈せば
それは次の蝋燭へと
伝って伝わって賑わって
いつも最後は胸に灯を燈す

すると無性に恥ずかしくなって
ふっと息で吹き消す
その後は感謝の気持ち
さり気なくレで表す
ときどき伝わればいい



次の約束はその隣
レのシャープ
またいくつか取り付けて
そうしてまたその隣のミ
私へと舞い戻ってゆく



ねぇ

こんな風に言えば
分かってもらえたかしら

私にとってのあなたが
どういった存在なのか

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