点々と続いてゆく 一尺ほどの大きさの染みだけをたどる (踏み外しませんように) そう願いを込めながら 「けんけん」をする 「ぱ」はない 「ぱ」は出来ない 何故ならば ひとしずく ひとしずく あくまで行儀よく 染みは続いていて 途中で乾き切ることなく 今の私へと 確かに繋がっているから 私も ひととび ひととび 気を抜くことなく 真摯に飛び立ち 着地しなければならない 思いに駆られてしまう そうしてそれは 義務というよりも もはや願望にほど近く 私が私を見つけるために きわめて近いように思える だから 「けんけん」 次も 「けん」 そのまた次も 「けん」 そうやって 私は強くなって来たのだし これからも 強くなってゆくように思う