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きいてほしいこと (0.97KB)

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ねえ あなた 聞いてる

今日 あたし はじめて自転車に乗れたの
下り坂しか無理だったけれど
風を切るのは楽しかったわ
びゅうびゅうなびくのよ
私の髪
そしたら不思議なくらい
あなたの方角
あなたのいるらしい方角
ばかり振り返ってた
好きが溢れてきて
どうしようもなかったの
ペダルなんか踏めないね
そんな余裕ないもの
私には最初から
不可能だったもの

ねえ あなた 聞いてる

上り坂はまだ乗れないの
それでもね
風を切るよりも楽しかったの
自転車を押す
あなたへと近づいてゆくこと
近づいてゆけること
それだけのことに幸せを感じられたから
もうすぐ家に着くと思ったら
嬉しくて仕方なかった
小鳥の涙かしら
頬を伝ったわ
きっと凝縮された
しずく
だったわ

ねえ あなた 聞いてる

私があと何年も
この先ずうっと何年も
ペダルを踏めないままでいても
怒らないでね
嫌いにならないでね
傍にいてね
行儀よく
笑っていてね

ねえ あなた 聞いてる

ねえ あなた

ねえ あなたったら

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あたまてびきわたしにっきさくひんつながりてがみ

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