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お爺さんの仕事 (1.16KB)

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トルゥ…トルゥルゥルゥ……、

毎日、砂浜をひとり歩く
お爺さんの話を知っているかい?

*

お爺さんは、ね
潮風に紛れ込んだ寂しさを
集めているんだよ
海に溶かし込まれた愛しさを
集めているんだよ
それらは
ぎゅっと押し固められると
種になるんだ
小さな
人肌の柔らかさの、種、に

種は、ね
淋しそうにしている誰かの
心に植えられる
そっと
世界が目を逸らしているうちに

寂しさも
寂しさと一緒だったら
寂しくはないんだろうね
不思議だ、ね
愛しさは
寂しさたちを抱き締める
母親、
あるいは姉か兄の、
兄弟ようなものだろうね
混ざり合うと
家族になるんだ
一つの、
心の。

*

毎日、砂浜をひとり歩く
お爺さんの話を知っているかい?

…ツー、ツー……。

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◆ 2009年 − 恋猫子猫

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◆ 竹 − 腕の中で咲かせて

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