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始まりは唐突に
流れは緩やかに従う川面に
ぷかりと浮かび
大口開ける淡水魚
水中に留まっていることが苦しい
と
紅く燃えたぎる紅玉へ向かって
嘆きの恋の唄
真冬の風に想いは一層際立つ
ウェーベルの軋み音
ヴァイオリンに似た美しい音色が
細雪を求め
象牙色の天空を駆ける
しかし
水気から離れ去れば
もはや生きることは叶わないのだ
いっそのこと
陸にあがってしまえたなら幸福だろうか
辛苦は一つへと淘汰される
どちらがあまりに悲しいのだろう
永久の痛みを全身に広げたまま
余生に立ちすくんでいるのと
一瞬の絶句を持ってして
己を真白く塗りつぶすのとでは

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