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月光 (0.52KB)

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闇夜にさめざめと滴る
ほの白い月明かり
打ちひしがれる砂浜に
寄せては返す波の声
行きつ戻りつ
追憶に身を委ね
紫紺の帯の上をまろぶ
角のわずかに欠けた貝殻

仰ぎみた夜空には
一片の幽光もなく
今宵はまるで始めから
朔の様相

自失のままに
望の面影を捜し倦ねていれば
張り詰めた胸間から
親しく語りかけるように
ちらつく明滅の微光

瞬光は淡い熱感を伴い
濃やかにせなを撫ですべり
幼少の微笑の意識は
いつぞやの最愛へと
距離を詰める
そうして
安らかな見守りの
柔らかな明かりの導きによって
果ての星へと還る

 航海の一筋を
 辿っていけたならば
 いつの日にか
 また再び

夜風に運ばれる潮騒の声音
忘れかけていた体温の表面を
伝う落涙は微かにあたたかく
宿る月光の郷愁
悼み

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